米1月の輸入量は前月比で上昇したが、2月の先行きは不透明
2023-02-10
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物流システムベンダーのDescartesによると、1月アメリカコンテナ輸入量は前月比で昨年5月以来の高い伸びを記録した。昨年12月と比較すると、今年1月の輸入症例は7.2%増の2,068,493 TEUとなり、2019年1月と2020年1月の数字とほぼ同水準となった。
全米小売連盟(NRF)とHackett Associatesが共同で発表した港湾追跡リポートによると、2月の輸入は軟調となる見通し。報告書は、カバーする米国の12港の2月の取扱量を前年同月比26%減の157万TEUと予想し、2020年5月以降で最低とした。報告書は1─5月の輸入症例見通しを3.5%下方修正したばかりだった。
NRFのサプライチェーン・税関政策担当バイスプレジデント、ジョナサン・ゴールド(Jonathan Gold)氏によると、2月のボックス量は通常低調だが、今年はここ3年で最低水準となった。

報告書は、2023年上半期の米国からの輸入症例は、輸入が過去最高だった2022年上半期に比べ19.4%減少すると推計している。ポジティブな面から見ると、3─6月の輸入案件数は2018年─2019年の水準を上回る見通し。
デカルト・インダストリアル・アンド・サービスのエグゼクティブバイスプレジデント、クリス・ジョーンズ氏は、2022年下半期は中国からの輸入減少が米国の輸入全体の減少につながり、この傾向が1月に逆転したと指摘。
今年1月、中国からのコンテナ輸入量は昨年12月に比べて75359TEU増加し、同月の米国の輸入増加分の70.7%を占めた。
なお、昨年は米西港の輸入の一部が米東港と米湾港に吸収されたが、今年1月には米西港が「失地回復」し、長江のコンテナ輸送量は奇港よりも前月比35,054TEU増加した。
ジョーンズ氏は、「経済はコンテナ輸入の増加の鍵となる要素だが、先行きを予測することはできない」とし、「デカルトが1月に発表した物流指標は一定の安定性を示しているものの、2023年に世界のサプライチェーン網なお直面する挑戦」










